[PR]

 米国の中央銀行、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事について、トランプ大統領は29日、「今後2、3週間で決断する」として、10月にも判断する考えを明らかにした。トランプ氏は「すでに4回面談した」としており、人選作業を本格化させている。

 ホワイトハウス報道官によると、トランプ氏とムニューシン財務長官は最近、ケビン・ウォーシュ元FRB理事と面談。米メディアによると、トランプ氏はパウエルFRB理事とも面談したという。

 ウォーシュ氏はFRBが進めてきた金融緩和を批判しており、金融引き締めに前向きな「タカ派」とみられている。米メディアによると、ウォーシュ氏の妻は米化粧品大手エスティローダー創業者の孫で、義父はトランプ氏と学生時代から交流があるという。パウエル氏は、ブッシュ(父)政権時代の財務次官や米系ファンドのカーライルグループのパートナーなどを歴任した。

 トランプ氏は、来年2月で任期切れとなるイエレン議長の続投も示唆しているほか、米ウォールストリート・ジャーナル紙によると、ジョン・テイラー元財務次官、地銀大手BB&Tのジョン・アリソン元最高経営責任者(CEO)も候補に挙がっているという。(ワシントン=五十嵐大介

こんなニュースも