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 米軍の輸送機オスプレイが沖縄の普天間飛行場に配備されて10月1日で5年。石破茂・元防衛相が朝日新聞の取材に応じ、日本政府が沖縄配備の可能性を直前まで説明しなかったことについて「『辺野古問題』がデリケートな時期に新たな火種を生んではならないという、政府としての判断だった」と明らかにした。

 オスプレイ配備をめぐっては、米側は1996年の日米実務者協議で、日本側に配備方針を説明していたことが米公文書でわかっている。しかし、歴代閣僚らは国会答弁などで「配備計画は聞いていない」と繰り返した。

 2002~04年に防衛庁長官、07~08年に防衛相を務めた石破氏は、その理由について「老朽化した輸送ヘリの代替機として、選択肢がオスプレイしかないことは暗黙の了解だった」と説明。沖縄では、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題があり「『オスプレイ反対』と言われたら、火種がますます大きくなった。説明を避けるべきだという、政府としての総合的な判断だった」と語った。

 配備について政府の見解が「可…

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