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 小池百合子・東京都知事率いる新党「希望の党」の影響が、地方まで広がっている。希望の党への対応で分裂含みとなった民進党では、近づく衆院選を前に地方組織から不満の声が噴出。自民党では首都圏で警戒が強まる一方、地方では「野党が割れて好機」とみる声もある。

 東京・永田町の自民党本部。30日開かれた全国幹事長会議には地方組織の幹部ら約100人が集まった。

 党幹部から希望の党を意識した発言が続く。吉田博美・参院幹事長が「安定した安倍政権か、不安定な野党か。安倍政権を選ぶしかないではないか」と声を張り上げると、会場から「そうだ」と声が上がった。

 約1時間半の会議の後、記者に囲まれた東京都連幹事長の高島直樹都議は、希望の党と民進党の動きについて「いろんなご意見があるんじゃないですか。私はノーコメントで」と言葉少な。7月の都議選では、小池氏率いる地域政党「都民ファーストの会」に大敗した。衆院選に向け、「私どもは一生懸命努力をする」と話した。

 神奈川県連幹事長の竹内英明県議は「大変な戦いだと思っているが、相手は寄せ集めの候補者じゃなく、風だ。自民党は(野党に転落した)2009年の衆院選でその怖さを痛いほどわかっている」と言った。

 ただ首都圏を離れると冷めた見方が広がる。

 青森県連幹事長の神山久志県議は「東京や大阪とは違う。特に郡部では影響は少ないのではないか」と話す。茨城県連幹事長の田山東湖県議は「影響はゼロ。田舎は新しいものを見る目は厳しい。消去式で我々の勝利だ」と言い切った。

 新潟県連幹事長の柄沢(からさ…

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