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 2日にモントリオールで始まる体操の世界選手権で、日本男子は29日、本番で使う会場で練習を行った。個人総合7連覇のかかる内村航平(リンガーハット)は「器具の感触もいい」と2日にある予選本番に向けて、いい調整となった。

 大会が行われる五輪スタジアムの練習会場では、各種目の器具が床に直接置かれている。舞台の上に器具が設置される本会場とは、ゆかのはね具合や鉄棒のしなり具合などが微妙に違ってくる。

 日本勢は短い練習時間を有効に使うために、練習会場で十分に体を温め、本会場では演技をそのまま通すなど工夫をこらした。

 内村は跳馬の着地で手を着くなどしたが、「どうしたら立てるかが見えてきた」。会場の雰囲気や照明、温度なども確かめた。「本会場練習は毎年、ぐだぐだで、きょうも結局そうなった」と語りながら、本番に合わせるきっかけをつかんだ様子だ。

 初めての個人総合に出る白井健三(日体大)は体の動きもよく、「器具と大きいずれはない。本番を楽しむだけ」と話した。

 大会で使う器具はフランス製で、日本製に慣れた選手からは不安の声も聞かれていた。事前合宿をした東京のナショナルトレーニングセンターに本番用の器具を持ち込んで対応してきた。それぞれに感触をつかみ、本番に向けた微調整を進めていく。(潮智史

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