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 「あなたのドラえもんをつくってください」

 そんな問いかけに応じて28組の現代美術家が競作した。「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」(朝日新聞社など主催)が東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開かれている。参加したのは村上隆、奈良美智、蜷川実花、森村泰昌の各氏ら日本を代表するアーティストで、絵画や彫刻、写真・動画のほか、黒板のチョーク画、ぬいぐるみなど様々な技法の新作が並んでいる。

 10月31日にあった開会式では、アーティストを代表した村上さんがあいさつで「芸術家には二つの志がある。『作品で世の中を変える無血革命を起こす』『この身が滅んでも作品を未来永劫(えいごう)残す』という芸術家の志を、藤子・F・不二雄先生が『ドラえもん』で体現した」と語った。今回は「ドラえもん」の登場人物を満載した巨大絵画を制作。「ドラえもんを作り上げた藤子先生の思いを受けて、芸術とは何ぞやと問いかける作品にした」と創作の動機を話した。

 美術展では珍しく、作品は一部を除き、自由に撮影できる。撮った写真を「#ドラえもん展」を付けてSNSに投稿することで、来場者も作家らとコラボレーションし、互いに眺めようという趣向だ。

 来年1月8日まで、一般1800円、中高生1400円、小学生~4歳800円。問い合わせはハローダイヤル(03・5777・8600)。公式サイトはhttp://thedoraemontentokyo2017.jp/別ウインドウで開きます