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 津波で大きな被害を出した石巻市立大川小学校の学区内にある間垣地区で、震災の犠牲者を弔う慰霊碑が完成し、1日式典があった。慰霊碑には74人の犠牲者の名前と年齢が刻まれた。法要で一人ひとりの名前が読み上げられると、参列者からはすすり泣く声がもれた。

 震災当時、間垣地区には約150人が暮らしていた。しかし、決壊した堤防を越えた津波により集落のほとんどが流失し、住民68人、居合わせた6人が死亡・行方不明となった。地区は災害危険区域に指定され、多くの人が間垣の地を離れて暮らしを再建した。

 それでも、住民の半数近くが犠牲となったこの震災の記憶を風化させまいと、かつての住民らが有志を募って慰霊碑の設置に取り組んできた。県道や堤防再建のめどすら立たない中、設置計画は難航したが、震災から6年半を経てようやく完成した。

 中心となった「間垣地区慰霊碑…

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