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 不倫問題で4月に経済産業政務官を辞任し、自民党を離党した広島4区の中川俊直氏(47)が1日、広島県東広島市で記者会見を開き、今回の衆院選への立候補を断念することを明らかにした。中川氏は不倫問題について「多くのみなさまにおわびしたい」と話し、「自分が出馬すれば自民が分裂してしまう」と説明した。

 中川氏は無所属で立候補し、当選して復党したい考えだった。だが、自民党は9月30日に4区の公認候補として新谷正義・前衆院議員(42)を擁立することを決定。中川氏の後援会は1日に緊急役員会を開き、今回の決定となった。

 中川氏は、祖父の俊思氏、父の秀直氏と続く強固な地盤を受け継ぎ、過去2回の衆院選では6割前後の得票を得て当選した。しかし、今回の不倫問題で地盤が大きく揺らいだ。6月下旬から地元の支持者へのおわびを続け、7月下旬には議員活動を再開。9月27日は離党後初めて街頭に立ち、東広島市内の駅前で「猛省。未来へ。」「一から出直します」と書いたチラシを妻と配り、頭を下げていた。(清水康志)