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 第5回全日本小中学生ダンスコンクール全国大会(朝日新聞社主催、キユーピー協賛)が14日、川崎市とどろきアリーナで開かれる。4地域のブロック大会で金賞を獲得した53チームが集う晴れ舞台では、ゲストパフォーマンスも大きな見どころだ。パントマイムのような独特な身のこなしとストーリー性に満ちた作品で海外から注目される「タイムマシーン」が今年は登場する。主宰の黄帝心仙人(こうていせんにん)さんが、キッズダンサーや指導者にメッセージを送ってくれた。

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 ――今回のゲストパフォーマンスを通じて伝えたいことは。

 「ストーリーやテーマに謎をちりばめたり、答えを抜き出したり、振り付けの細部にこだわるのが僕の作品。後々、見てくれた人が『あの作品はこうだったな』『あの振り付けにはどんな意味があるのかな』などと振り返り、その場ではない所で考えさせるような作品をつくりたいからです。作品と出あった時のインパクトとは別に、そうやって人々が語り合う時間には大きな価値がある。作り手だけではなく、見る人にとっても。純粋に踊るのが好きというベースがあり、その上でダンスについて深く考える機会があると、また違った楽しみが見つかるのでは」

 ――未経験者にも門戸を開いてダンスを教える「黄帝心仙人アカデミー」を開催し、普及や次世代の指導に熱心ですね。

 「教科書や筆記テストや定期の実技テスト、目標達成シートなど、短期間に結果が出るためのことは何でもしました。他ではできない経験や体験をさせることにも重点を置き、アカデミーに通い始めて3カ月のメンバーでも、海外でステージに立つことも頑張り次第ではできます。その経験は何にも代えがたいもの。小さな成功体験を積み重ねることで夢は実現します。実際、一度は夢を諦めた35歳以上の人たちが、また新たな夢に向かって輝き出すんですよ」

 「コンテストのジャッジなどの仕事をよく受けるのは、フレッシュな生徒たちから刺激を受けたいという思いもある。小中学生を指導する方にも通じるかもしれません。蓄えた知識は大人の方が豊富でも、子供には様々な要素を次々にアップデートできる力がある。大人が教えたもの以上の躍動感やスピード、迫力を出す時が実際にある。全てを一方的に教え込むのではなく、子供たちの潜在能力やアイデアを生かせるダンスは、やはり素晴らしい」

 ――ダンス好きな子供たちにエールを。

 「仮にいま、僕が小学生か中学生だとしたら、得意だなと感じられた一つの技や動きを徹底的に究めます。つまり、自分の『軸』を見つけ、練習を積み重ねる。迷った時は、その『軸』に立ち返り、『いいね』と言われるものを最大化することが、最高の人生を送る近道だと思うから。みんなから『違う!』と言われたり批判されたりするものがもしあったとしても、それは君たちの人生を輝かせる宝物になるかもしれない」

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 ダンススタジオ「神々のイタズラ」(東京都渋谷区)で黄帝心仙人アカデミーやロボット・アニメーションダンス専門学校が開催中です。問い合わせは03・5728・1350。

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