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 大阪急性期・総合医療センター(大阪市)が、重い外傷で搬送された患者の診断と治療を世界で初めて同じ部屋でできるようにしたところ、救命困難だった患者の3人に1人が助かっていたことがわかった。国際医学雑誌アナルズ・オブ・サージェリーに2日発表した。

 重い外傷で亡くなる人の約9割は出血が原因で、いち早く出血部分を確認し、止血する必要がある。だが、患者が最初に運び込まれる救急初療室(ER)には通常、出血部分を正確に診断できるCTがなく、主に超音波やX線撮影が用いられる。

 同センターもCT室は50メートルほど離れ、撮影時間を含めて往復に約20分かかる。CT検査用のベッドに移す際に点滴や人工呼吸器が外れたり、途中で患者の状態が悪くなったりするリスクがあった。

 このため、2億1千万円かけて…

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