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 各地の企業で2日、来春入社予定の学生を迎える内定式があった。就活戦線は、今年も学生有利の「売り手市場」。企業側は、内定を出した学生に確実に入社してもらおうと、あの手この手で内定者との「絆づくり」に取り組んでいる。

 食品大手の森永乳業が東京都内で開いた内定式には、内定者75人が参加した。両角麻衣さん(25)は研究者志望。「社会人になるんだなと気が引き締まった。会社の次の100年を支える新商品を開発したい」と話した。

 同社は内定を出した6月以降、主力工場の見学会や内定者同士の懇親会を開いて、内定者との関係を深めてきた。湯谷太・広報部副部長は「私たちが学生を選ぶように、学生も企業を選ぶ。少しでも魅力を伝えなくては」と狙いを話す。

 リクルートキャリア就職みらい研究所によると、就活市場は今年も学生有利の「売り手市場」となり、9月1日時点の大学生の就職内定率は88・4%。この3年で最高だった。一方、複数の企業から内定を取る学生が増えたため、9月1日までに内定辞退をした学生も、この3年で最高の64・5%にのぼった。

 こうした内定辞退を防ごうと、…

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