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 前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)は2日、大津市内で記者会見し、衆院滋賀1区から無所属で立候補することを表明した。小池百合子代表の「希望の党」に公認を求めていたが、一任していた民進党の前原誠司代表から無所属での出馬を要請され、受け入れた。

 また、民進党の枝野幸男代表代行が結成を表明した「立憲民主党」には入らず、比例では希望の党への投票を呼びかけるという。

 滋賀1区では、衆院副議長を務めた民進党の川端達夫氏(72)が引退を表明。立候補を打診された嘉田氏は「原発ゼロ」政策を掲げた希望の党に民進を通じて公認を求めていた。

 1日夜、前原氏から川端氏を通じて嘉田氏に連絡があり、かつて「日本未来の党」代表だったことが国政政党の党首にあたるため、「私と同様に無所属で立ってほしい」と求められたという。

 嘉田氏は「立候補の要請を受けた理由はたった一つ、安倍政治を終わらせること。私物化された国政をほっとけないと、怒りがふつふつとしていた」と説明し、「名を捨てて実を取るという前原代表の決意にも感動した」と述べた。また、枝野氏から新党への参加を誘われたが、「『右』か『左』かではなく私はど真ん中」と述べ、「一緒にはできません」と断ったことを明らかにした。(新井正之)

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