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 高校卒業後しばらくして特発性拡張型心筋症となり、心臓移植を待っていた小西政志さん(43)に臓器を提供するドナーが現れたのは、移植希望の登録をしてから69日目だった。知らせを受けてすぐさま移植に同意する書類にサインした。家族や親戚には自分で連絡し、家族も移植に同意した。

 手続きが次々と進み、「元気になれる」と期待を持った一方、不安と迷いも渦巻いていた。医師らから知らせを受けるより先に、テレビニュースでドナーが自分と同世代だと知った。「人の命をもらってまで生きている意味、自分にあるのか」。自分は今後、ドナーやその家族の分の思いも背負いながら生きていけるのかと、思い悩んだ。

 救いは一緒に悩んでくれた交際中の彼女の存在だった。深夜、病室に駆けつけてくれ、寝ずに話し続けた。「ドナーの方の分まで頑張ったらいいと思う。まわってきた縁、一緒に大事にしていこう」

 3歳年上の彼女は看護師を目指…

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