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 米史上最悪規模の銃乱射事件から一夜明けたネバダ州ラスベガスの現場では2日、容疑者が発砲したカジノホテル周辺で通行止めが続き、物々しい警戒態勢が敷かれた。一方で、事件でけがをした人たちのための献血に長蛇の列ができ、犠牲者への追悼の動きも広がった。

 警察などによると、スティーブン・パドック容疑者はホテルの高層階の部屋から、約400メートル離れた斜め向かいの野外コンサート会場に銃弾の雨を降らせた。会場に詰めかけた約2万2千人は、どこから銃弾が飛んでくるか分からず、逃げ惑うなかで犠牲者が増えたとみられる。

 「銃声がし始めてすぐ、隣に立っていた20代くらいの男性が首のあたりを撃たれた。ほぼ即死状態だった」。友人数人とコンサート会場にいたカリフォルニア州ロサンゼルス郊外在住の男性は表情をこわばらせた。

 銃弾だと気づき、しばらく伏せていたが、すぐに周囲の人たちが「逃げろ」と言い始め、会場を囲っていたフェンスを突き破って東側の空港の方へと逃げたという。「死ぬかも知れないと思った。撃たれるのは自分だったかもしれない」と声を震わせた。

 誕生日に合わせて夫婦でラスベ…

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