[PR]

 日本銀行が3日に発表した9月の「企業の物価見通し」は、1年後の物価上昇見通しの平均が0・7%と前回6月調査から0・1ポイント低下した。前回を下回るのは16年9月調査以来、4四半期ぶり。3年後と5年後の見通しはいずれも1・1%で、前回調査から横ばいだった。

 前年比の物価上昇率2%の目標を掲げる日銀は、3カ月ごとの全国企業短期経済観測調査(短観)にあわせて企業の物価予想を調べている。

 景況感は改善しつつあるものの、短期的な為替相場の円高や商品市況の低下が影響したとみられる。経営者が日銀の2%の物価目標達成を悲観的に見ていることも浮き彫りになり、「大規模な金融緩和を続ける日銀のもくろみは空振りしている」(みずほ証券の上野泰也氏)との見方もある。

こんなニュースも