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 人口は男女半々なのに、議会の男女比はこのままでいいの? 衆院の女性議員比率が9%(解散時点。世界平均は24%)、地方議会でも13%(昨年末時点)にとどまる中、女性の声をより反映した政治を実現するための活動「パリテ・カフェ」が始動する。多様性のある政治について気軽に話し合う場を各地に広げ、それぞれの地元議員らに声を届ける構想だ。

 「パリテ」は、フランス語で男女同数や性別均等の意。上智大の三浦まり教授(政治学)らが呼びかけ人となり、7日に都内でキックオフイベントを開く。岡山大の中谷文美教授(社会人類学)が、昨年話題を呼んだドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)を題材に、家事労働について講演。なぜ女性議員を増やすことが必要なのかについて参加者同士で話し合う。

 今後は趣旨に賛同する人が各地で「カフェ」を催せるようにし、地元議員に声を届けたり政治家を志す女性を増やしたりすることで、議会の「パリテ」を目指す。

 7日は午後2~5時、千代田区内神田の「the C」で。1500円。申し込み、詳細はHP(https://paritecafe.wixsite.com/paritecafe別ウインドウで開きます)から。政治への要望は、イベントの後、東京1区の衆院選立候補予定者に届けるという。

 国会や地方議会の男女比をめぐっては、超党派の議員連盟が、選挙で男女の候補者数をできる限り均等にするよう政党に努力を求める法案を作成。今年2月に与野党で合意済みだった。しかし、通常国会では終盤の混乱で審議入りできず、臨時国会は冒頭で衆院解散に。法案は廃案となった。(三島あずさ)