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 古道歩きで街のにぎわいを取り戻そう――。天理市の櫟本地区で地元住民らが近畿大生と連携し、まちづくりに取り組んでいる。休憩所を整備し、「櫟(いち)旅マップ」を作成。15日には地域の名所を歩いて巡る「櫟旅ウォーク」を開催する。

 地区には古代の官道「上ツ道」が通っていた。市商工会の専務理事で、同市森本町で印刷会社を営む藤山和徳さん(57)は「櫟本界隈(かいわい)は交通の要所で、昭和初期には250近い店が軒を連ねていました。その後、多くが商いをやめてしまいました」と話す。

 地元の商工会や住民らは2014年、「天理市北部活性化プロジェクト委員会」を結成。近大建築学部地域マネジメント研究室の学生も加わり、地域の魅力と課題を検討した。修士課程2年の野口達さん(24)は「古い町並みや豊かな自然が魅力的。一方で、電車の本数や休憩場所が少なく、立ち寄るには不便だと感じました」。

 メンバーは上ツ道に着目。雑貨…

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