【動画】山健組事務所を捜索する兵庫県警の捜査員
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 神戸・三宮の歓楽街で飲食店経営者からみかじめ料を脅し取ったとして、兵庫県警は3日、指定暴力団神戸山口組系の組員小林信一容疑者(51)=和歌山県岩出市=ら4人を恐喝容疑で逮捕し、発表した。小林容疑者は黙秘し、他の2人は否認、1人は認めているという。

 暴力団対策課によると、4人はそれぞれ神戸市中央区で飲食店を新規開店した経営者3人に対し、店が暴力団の縄張り内にあるとしてみかじめ料を要求。8月までに月2万~5万円を脅し取っていた疑いがある。

 県警はみかじめ料が暴力団の資金源になっているとみて、5月に「歓楽街特別暴力団対策隊」を発足させ、JR三ノ宮駅周辺などの店を巡回。今も約150店が月1万~5万円を相場にみかじめ料を支払っていた実態が判明したという。このうち被害状況が詳しくわかった事例について捜査に着手した、としている。

 県警は3日午後、神戸山口組の中核組織「山健組」(神戸市中央区)の事務所を家宅捜索した。