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 37人が亡くなり、4人が行方不明となった7月の九州北部豪雨で、救助を求めるツイッターの投稿が朝日新聞の分析で224件あることが分かった。拡散した投稿は、推計で4229万9630のアカウントに届いたとみられる。だが、警察や消防、自衛隊に取材すると、ツイッターの投稿を見た人からの通報は4件しか確認できなかった。一方で、救助要請のツイートをした人に話を聞くと、こうした機関への「通報」を示唆する返信を複数受けたという。「通報」はどこへ消えたのか――

救助機関に聞いてみた

 まずは、地元の消防。

 被災地域の119番通報を受け付ける筑後地域消防指令センター(福岡県久留米市)は、九州北部豪雨の際に「ソーシャルメディアなどを見た」という人からの通報を9月に改めて集計した。ツイッターを見たという2件や、フェイスブック、メールなどを見た人からの通報が計5件確認できた。

 このうちツイッターがきっかけの1件で、地元の甘木・朝倉消防本部(福岡県朝倉市)は「救助を待っている」という人に連絡し、無事を確認。避難するよう伝えた。残り4件については「通報内容があいまいで対応しようがなかった」という。

 警察と自衛隊にも取材した。ツイッターを見た人からの通報は、それぞれ1件ずつあった。つまり、ツイッターだけで計4件だ。このうち、救助活動に結びつく有力な情報として受理されたのは、被災地から約40キロ離れた福岡県田川市の高校2年生、中道龍也さんによる110番通報だけだった。

消えた「通報」の正体は

 さらに分析を進めると、消えた「通報」の手がかりも見つかった。

 朝日新聞が米クリムゾン・ヘキ…

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