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 米国で9月に売れた新車の台数は、前年同月比6・1%増の152万3867台だった。米調査会社のオートデータが3日発表した。前年を上回ったのは今年に入って初めて。

 8月末から米南部テキサス州などを襲った大型ハリケーンの被災地で、新車の買い替え需要が高まったことが販売増につながった。値引きの原資として各社が販売奨励金を積み増している効果も出ているようだ。

 日米の上位6社のうち5社が販売増となった。とくにトヨタ自動車は14・9%と大幅増で、新モデルを出した中型セダン「カムリ」やスポーツ用多目的車「RAV4」が好調だった。

 6社のうち唯一、前年割れしたフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の旧クライスラー部門は、利幅の薄いレンタカー向けの販売を絞ったことが響いた。

 米新車販売は、2016年に過去最高の1755万台を記録してから減速傾向が鮮明になっていた。(ニューヨーク=江渕崇)

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