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 北朝鮮外務省の崔善姫(チェソンヒ)北米局長が、今月19日から21日までモスクワで核問題をめぐって開かれる「2017 モスクワ不拡散会議」に出席する見通しになったと、北朝鮮関係筋が明らかにした。会議には、対北朝鮮政策に携わった米元当局者らも出席するため、水面下での意見交換が注目される。

 会議にはシャーマン元米国務次官やアインホーン元米国務次官補らが参加する。両氏はクリントン政権で、オルブライト国務長官の訪朝や米朝ミサイル協議などを担当した。2010年に北朝鮮・寧辺(ヨンビョン)のウラン濃縮施設を訪れた米核専門家のヘッカー博士も出席する。

 会議ではロシアのラブロフ外相が基調演説をする方向で調整が進んでいる。

 崔氏は9月末にもモスクワを訪れたばかり。会議では国際社会が北朝鮮を核保有国と認めたうえで、米朝間で核軍縮交渉を行うべきだとする北朝鮮の主張を繰り返すとみられる。

 米国は北朝鮮に抑留された米市民の解放問題以外は、北朝鮮と対話しない姿勢を示している。(ソウル=牧野愛博)

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