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 「異文化交流」に力を入れている東北大学が、東北最大となる留学生寮「ユニバーシティ・ハウス青葉山」を2018年10月にオープンさせる。日本人と外国人留学生計752人が寝食を共にしながら、異文化間の衝突も体験し、国内で「留学体験」ができる。

 新たな学生寮は今年6月から、青葉山キャンパス(仙台市青葉区荒巻)で建設が進む。一昨年に開通した地下鉄東西線の青葉山駅から徒歩5分の広大な敷地に、総工費約112億円で、7階建ての寮を中心に6棟建てる。個室8室と、ダイニングとして使う居間1室で構成する「ユニット」が、計94ユニットできる。

■話し合いで解決

 一つのユニットには、基本的に日本人学生と留学生が4人ずつ住む。一人ひとりの個室は10平方メートルで、ベッドや机が置かれ、居間には台所、冷蔵庫などが備えられる。家賃は共益費込みで月約3万円を予定している。学生寮の隣には、研修室やラウンジ、ミニコンビニを備えた共用施設が併設される。

 東北大は重点戦略のひとつに「グローバルリーダーの育成」を掲げ、現在2千人の留学生を20年末までに3千人に増やし、国際的に通用する学生を育てる計画を持っている。07年に「ユニバーシティ・ハウス三条」(同区三条町)を開設し、三条Ⅱ、三条Ⅲ、片平、上杉、長町と増設してきた。現在の定員は計約920人。日本人約470人のほか、アジアや欧米などの留学生約440人が暮らす。

 入居している複数の日本人学生によると、一緒に暮らし始めた最初の数週間は、留学生が作る自国料理や食材のにおいなどでトラブルが起きることが多いが、だんだんお互いが歩み寄り、落ち着いてくるという。留学生側も、日本人学生の生活ぶりを見ながら、トイレのマナーやゴミの出し方を学んでいく。大学側はよほどのことがない限り口を出さず、学生間での話し合いでトラブルを解決するように指導している。

■生活習慣…

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