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 「転職先を間違ったかな……」。都内の大手コンサルタント会社に勤める20代男性は今春の同業他社への転職を悔やんでいる。

 大学卒業後に入った、前の会社の所定労働時間は1日8時間。それ以上働くと残業代が出た。残業代がかさむとチームの採算が悪化するので、忙しいときも上司は男性を早めに帰らせようとした。

 転職先の会社は裁量労働制を適用していた。働く時間や仕事の進め方を社員が自己判断で決められる働き手に、労使で事前に決めた分しか残業代が支払われない制度だ。月40~60時間の残業を想定し、その分の賃金を固定で支給していた。

 最初にかかわったのは、朝9時から翌日午前3時ごろまで働かされる仕事だった。数日で配置転換を申しこんだが、次の案件も夜遅くまで働かないと任された仕事が終わらなかった。残業は労使で事前に決めた時間を大幅に上回り、「サービス残業している」と思うと気分がふさぎこむようになった。「もっと早く帰りたい」。そう上司に伝えると、「そんな人間を養う余裕は会社にない」と言われ、退職をほのめかされた。今はまだ同じ会社に勤めているが、いずれ辞めざるを得ないと感じている。

 裁量労働制という制度に疑問を…

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