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 熊本大学の研究者らが、エイズウイルスを除去する新たな手法を開発した。エイズウイルスを細胞の中に閉じ込め、細胞ごと死滅させる方法で、基礎研究では効果が確認されたという。エイズの完治につながることが期待されており、実用化にむけて研究を進める。

 開発したのは、熊本大大学院の立石大(ひろし)さん(28)と、薬学部付属創薬研究センターの藤田美歌子准教授(54)、大学院生命科学研究部の大塚雅巳教授(64)らを中心とする研究グループ。

 エイズウイルスは、ヒトの細胞の中に入り込み、20種ほどのウイルスたんぱく質を形成する。そのうちの一つがヒトの細胞膜に含まれるイノシトールリン脂質とくっつくことをきっかけに、新たなエイズウイルスとして細胞外に出芽。別の細胞に移動して体内に感染細胞が増えていく。

 研究チームは今回、よりウイル…

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