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 米史上最悪の50人以上が犠牲になったネバダ州ラスベガスの銃乱射事件で、実行後に自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)は、近隣の視界を遮るように暮らしていた。47丁もの銃器や爆発物を所持していたが、周りからはうかがい知れなかったようだ。

 ラスベガスから北東へ砂漠地帯を車で1時間半ほど走った所にある街メスキート。乾燥した大地に、造成された宅地が突然現れた。容疑者宅は見晴らしの良い高台にある。AP通信によると、容疑者宅の価格は2015年時点で約37万ドル(約4千万円)だった。

 「新しい友人を見つけよう」「新しいことに挑戦しよう」「新しい目標を定めよう」。主に55歳以上の引退世代を対象にした住宅地には、そんな標語があちこちに掲げられている。親睦を深めるためのゴルフコースやレクリエーション施設も充実している。

 隣人の男性は玄関先で、事件後初めて朝日新聞と地元メディアなどの取材に応じた。「ここで暮らして2年になるが、(容疑者を)一度も見たことがない」。最近ピザの宅配が続いたので、「まだ誰かが住んでいる」と確認できたという。警察から容疑者が付き合っていたアジア系の女性(62)の写真を見せられても「見覚えがなかった」。

 事件後、近所の住民に一通り聞いたが、容疑者と話したことのある人はほぼいなかった。唯一面識があった住民は、自治会規則で規制されているフェンスを庭の外周に設置しようとした容疑者と「口論」になったという。容疑者は注意を受け、設置を断念したという。男性は「景観を気に入って高台を選んだはずなのに、よほど視界を遮りたかったのだろう」と首をひねった。

 容疑者宅の裏には散策路が通っており、住民が散歩したり、自転車で走ったりしている。自宅をのぞき込まれるのを嫌がった可能性がある。

 犯行の夜、男性は夫妻で午前3…

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