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 国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ副会長は4日、2020年東京五輪の総経費について、今の案の1兆3850億円(予備費を除く)から「10億ドル(約1120億円)規模の削減が可能」との見解を示した。IOCと大会組織委員会の2日間の事務折衝後、東京都内での記者会見で述べた。

 事務折衝で組織委は、車両数やボランティア人数など予算削減につながる25項目をIOCに提示。一方、過去の夏季五輪の無駄を検証しているIOCは「今後の夏季大会では10億ドルを節約したい」との方針を掲げていた。両者で削減案を詰めていけば「東京五輪でも、今の予算案から10億ドルを削ることは可能だ」との見方をコーツ氏は示し、一例としてVIPが使う施設の規模縮小を提案した。

 組織委は年内にも発表する改定版の予算案で可能な限りの絞り込みを目指す。