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 無所属の前衆院議員、亀井静香氏(80)=広島6区=が10日公示の衆院選に立候補せず、引退する意向であることがわかった。関係者によると、5日に広島県尾道市で記者会見して表明する予定だ。

 亀井氏は警察官僚を経て、1979年に中選挙区の旧広島3区から自民公認で立候補して初当選。衆院議員を13期務め、旧運輸相や旧建設相、自民政調会長などを歴任した。小泉政権が進める郵政民営化に反対し、2005年に国民新党を結成。郵政選挙では、刺客として自民が全面支援した堀江貴文氏を破った。

 09年の政権交代後は国民新党代表として鳩山内閣の金融担当相を務めた。消費増税路線に反発して連立政権から離脱。日本未来の党、みどりの風を経て、14年の衆院選は初めて無所属で立ち、13選を決めた。

 広島6区は今回の衆院選に自民前職と希望の党の元職らが立候補を予定しており、無所属の亀井氏の去就が注目されていた。(北村哲朗)