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 日本生命保険が、米系の中堅生保のマスミューチュアル生命保険(本社・東京)を買収する方針を固めたことが、5日わかった。買収額は1千億円台の見通しで、月内にも合意する。マスミューチュアルは1907年創業の旧平和生命保険が前身で、現在は米マスミューチュアル・フィナンシャル・グループの日本法人。銀行の窓口を通じて保険商品を販売する「銀行窓販」に特化している。日生は買収により、得意の営業職員による販売に加え、銀行窓販も強化する。

 現在交渉の詰めに入っており、10月末までの合意を目指す。国内生保業界での大型買収は、2015年末に日本生命が三井生命保険を買収して以来。

 マスミューチュアルの16年度の保険料等収入は3229億円で、総資産は2兆7769億円。日本生命は生保業界首位だが、銀行窓販では、ライバルで業界2位の第一生命ホールディングスに後れを取っている。そのため、銀行窓販での事業強化を狙っていた。(河合達郎)

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