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 トヨタ自動車は5日、3代目となる新型センチュリーの概要を発表した。2代目の1997年以来の全面改良で、ついにハイブリッド車(HV)となる。27日に始まる東京モーターショーでお披露目され、来年中の発売を予定している。

 センチュリーはトヨタブランドの最高級車で、皇室や政治家、財界トップ御用達として知られる。初代は1967年に発売された。車名は、発売当時の「明治100年」にちなむ。2代目は今年1月に生産を終え、すでに販売も終了している。

 3代目となる新型は、5リッターV8エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを初採用し、優れた環境性能をアピールする。一方で、後席に乗る要人のための装備はさらに充実。ドア開口部の拡大やフロアの段差解消で乗り降りのしやすさに配慮するほか、大型のディスプレーやオーディオシステム、リクライニング機構などが備わる。また、乗り心地の良さにこだわった専用チューニングのサスペンションを用意したほか、最新の衝突回避支援システム装備で安全性能も大きく向上させた。

 販売価格は明らかにしていないが、安全装備の充実などで、最終モデルが消費税抜き1253万円だった2代目よりも高くなるとみられる。(北林慎也)