動画】日本の探査車SORATOも搭載されるインドの着陸機が公開された=奈良部健撮影
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 世界初の月面探査レースにインドから参加予定の「チーム・インダス」が5日、インド南部ベンガルール(バンガロール)で月面探査車「ECA」の同型機を日本やインドのメディアに公開した。12月28日にインドから打ち上げる予定。探査車を操作し、月面から送られてくる画像を受信する管制室も披露された。

 日本チームHAKUTO(ハクト)の探査車SORATO(ソラト)も、ECAと一緒に打ち上げられる予定だ。この日は、SORATOの同型機のほか、ECAとともに搭載されて月面に降りることになる着陸機もお目見えした。

 SORATOは、全長58センチで重さ約4キロ。月面では、太陽光が当たる部分では100度に達するが、日陰では零下百数十度になるため、耐熱対策がとられている。

 レースは米グーグルが出資し、民間のXプライズ財団が主催。探査車を打ち上げ、月面で500メートル移動させて、その画像を最も早く地球に送ったチームが優勝する。賞金は2千万ドル(約22億円)。日本や米国、インド、イスラエル、国際の5チームが出場する。月には、鉱物や水などの資源が豊富にあるとされ、レースには資源獲得や月面開発を活発化させる狙いがある。(ベンガルール=奈良部健)