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 小池百合子・東京都知事(希望の党代表)が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の都議2人が5日、離党届を提出した。小池氏らによる党運営の手法に反発し、希望の党が設立された経緯にも疑問を呈した。1月の結党以降、同会都議の離党は初めて。

 離党届を出したのは、音喜多駿、上田令子の両都議。両氏は昨年7月の都知事選で小池氏を支援し、今年1月に都民ファースト都議団が3人で結成された際のメンバーだった。

 両氏は5日に都庁で記者会見し、音喜多氏は「いつ、どこで、誰が何を決めているのか不明。まさにブラックボックスだ」と党運営を批判。小池氏が希望の党を立ち上げたことについても「築地市場の移転問題や2020年東京五輪・パラリンピックの準備など都政は課題山積。国政に手を伸ばすなど理解できない」と語った。音喜多氏は9月、小池氏元秘書の荒木千陽都議が同会の新代表に選ばれた際も、「密室で決まった」と問題視していた。

 両氏の離党届提出を受けて、同会の増子博樹幹事長は「同じ政策を掲げて(選挙で)戦った仲間が離党するのは本当に残念。引き留めたが、意志は固かった」と話した。(小林恵士、西村奈緒美)

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