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 ノーベル文学賞に輝いたカズオ・イシグロさん(62)の作品は日本でも人気が高く、ドラマや舞台化されてきた。出演者らは、原作者の受賞決定を喜び、作品への思いを語った。

 ベストセラー小説「わたしを離さないで」は、TBS系で2016年に連続ドラマ化された。

 脚本を書いた森下佳子さん(46)は、イシグロさんに意見を聞くため、各話ごとに脚本やプロット(筋立て)を送っていたという。日本を舞台とし、アレンジを加えていたが特に注文はなく、「すごく褒めてくれて、毎回のように楽しみだと言ってくれました。あの優しいお顔そのままの、心が広い方だと感じました」。TBS関係者からの連絡で受賞を知った。「うれしかったです。ノーベル賞受賞者とお話ししたことがあるなんて人生でそうないことですから」と喜んだ。

 同ドラマに主演した綾瀬はるかさんも、受賞を祝うコメントを出した。「『わたしを離さないで』は私にとっても宝物です」。撮影前に東京と英国でイシグロさんに会い、主人公を演じるために様々な話を聞いたことが思い出深く心に残っているという。

 「私もドラマ化をきっかけにカ…

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