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 焼け跡から母子とみられる遺体が見つかり、6人の死亡が確認された。6日、茨城県日立市の県営アパートで起きた火災で、「刺して火をつけた」とこの部屋に住む男(32)が県警に出頭し、殺人容疑で緊急逮捕された。一家を知る人たちに、驚きと悲しみが広がった。

 6日午前5時すぎ、コンクリート造りの建物が立ち並ぶ茨城県日立市の県営上田沢アパート。

 仕事を終えて帰宅した飲食店従業員の皆川詞典さん(38)は、集まった消防車に気づいた。焦げくささを感じ、慌てて消防車を追いかけると、自宅から数十メートルの棟の1階窓から白煙が出ていたという。

 「玄関の鍵が開かない!」。消防隊員らが叫びながら、工具のようなもので窓を割り始めると、割れた穴から黒煙が勢いよく噴き出した。「中に子ども1人と女性1人が残されている」「子どもは3人いるらしい」などと現場では情報が交錯していたという。

 煙が収まって20分ほどたつと、ブルーシートに覆われて子どもが運び出された。救急隊員が懸命に心臓マッサージをしていたが、意識が戻る様子はなかった。皆川さんは「こんな火事は初めてでびっくりした。怖い」と話した。

 近くの棟に住む男性(56)は…

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