[PR]

(6日、サッカー国際親善試合 日本2―1ニュージーランド)

 シュートを打てども打てどもゴールネットを揺らせなかった日本に、先取点をもたらしたのはFW大迫だった。山口のミドルシュートが相手DFのハンドを誘って得た後半5分のPK。落ち着いてGKが飛んだ逆方向、ゴール右へ蹴り込んだ。

 W杯メンバー入りへ向け、「自分がやるべきことをしっかりやるだけ」と臨んだ試合。屈強なニュージーランドDFに当たり負けず、最前線で球を収めた。ボールを失わないから、味方も信頼して走り出せる。香川や武藤が低調だった攻撃陣では出色の働き。前半33分の久保の決定機など何度もチャンスに絡み、攻めの起点になり続けた。

 所属するドイツ1部ケルンは開幕から低迷。自身も苦しみ、今回の代表活動のために帰国する直前の試合でやっと今季初ゴールを挙げていた。「このチーム状況で代表活動に出してもらった。やるしかない」と強い決意を抱いていた。頼もしいプレーぶりで、不動のワントップの地位を築いている。(藤木健