[PR]

 ノーベル平和賞が6日発表され、日本の大学教授らがノルウェーのノーベル委員会に推薦していた憲法9条関連の団体などは受賞を逃した。

 憲法擁護を訴える「九条の会」を推薦していた「憲法9条をノーベル平和賞に推す神戸の会」は、今回で4回目の挑戦。推薦人に名を連ねた大学教授らが神戸市中央区の聖書展示施設「神戸バイブル・ハウス」で発表の瞬間を待ったが、願いはかなわなかった。

 22日投開票の衆院選では、自民が憲法への自衛隊明記を公約に盛り込み、希望も「憲法改正論議を進める」としている。会の常任委員の村田充八(みちや)・阪南大教授(66)は「こういう時代だからこそ、あきらめない。またがんばる」と述べた。一方で核兵器禁止条約成立に貢献した国際NGOが受賞したことについては「我々と方向性は同じ。平和を志向する団体の受賞はうれしい」と話した。(西見誠一)