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 昨年10月に88歳で死去したタイのプミポン前国王を追悼する一般弔問が、5日深夜に終了した。首都バンコクの王宮に弔問に訪れた人は延べ1200万人を超え、前国王への国民の敬愛ぶりが改めて浮き彫りになった。

 一般弔問は当初、9月30日までの予定だったが、希望者があまりに多いために延長された。最終日は11万人余りに達したという。前日の4日に8時間ほど並んで弔問したという女性(40)は「どうしてもここに来たかった。前国王はいつでもどこでも国民のことを考えてくれた」と振り返った。

 「国父」と慕われた前国王の葬儀は今月25日から29日にかけて営まれ、26日に遺体が火葬される。(バンコク=貝瀬秋彦)