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 一休さんと言えばやはり、あのテレビアニメだ。「あわてない、あわてない。一休み、一休み」という名セリフを毎週のように聞いていたのは、中学生から高校生のころだった。

 あのセリフもこの人の名前も、一休さん自身が残した「有ろじより 無ろじへ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」という言葉から来たという。実のところ、さまざまな解釈がある難解な内容らしいが、人はいずれ、有漏路(うろじ、煩悩の世)から無漏路(むろじ、悟り)に向かうのだから慌てるな、ということだろうか。

 確かに死がやってくればすべては終わる。慌てなくてもいつかは死ぬ。さあて一休み、一休み。

 でも、その一休さんが臨終の床で発したのは、「死にとうない」のひと言だったという。あれ、どうしちゃったんだろう?

 一休さんこと一休宗純(1394~1481)は、後小松天皇か足利義満の血を引くとされ、京都に生まれた。6歳で安国寺に入り、臨済宗大徳寺派の禅僧として生きた。

 晩年を過ごしたのが一休寺と通称される、酬恩庵(しゅうおんあん)だ。境内には一休の墓所、「宗純王廟(おうびょう)」があり、宮内庁が管理している。

 その隣が虎丘庵(こきゅうあん…

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