【動画】朝日杯将棋オープン戦1次予選突破を果たした藤井聡太四段への終局後のインタビュー=佐藤圭司撮影
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 中学生棋士の藤井聡太四段(15)が6日、第11回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の1次予選決勝で、宮本広志五段(31)を破り、2次予選進出を決めた。積極的な「抑え込み策」で優位を築き、最後は的確な踏み込みを見せて快勝。15歳2カ月での2次予選進出は最年少記録だ。

 朝日杯は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人によるトーナメント。初参加の藤井四段は、6月の1回戦でアマチュアに快勝。8月の2、3回戦に連勝して、決勝にコマを進めた。相手の宮本五段は、藤井四段とは対照的に28歳でプロ入りした遅咲きの棋士。両者は6月にも対戦し、その時は藤井四段が勝った。

 先手番を握ったのは、藤井四段。宮本五段が得意とするゴキゲン中飛車に対し、藤井四段は2枚の銀を繰り出して対抗した。もっと堅い陣形を築いてから攻めに転じる方針も考えられるが、危険を恐れない藤井四段らしい作戦選択と言える。

 中盤、藤井四段は右側の銀で相手の飛車の動きを封じることに成功。さらに、攻撃の要である飛車を自分だけ敵陣に進入させて迫った。終盤、苦しくなった宮本五段が反撃を狙って△8四桂と打ったのが1図の局面だ。

 ここで藤井四段は▲6一角成と…

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