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 子ども向けの絵本や雑誌の表紙画など約80点を集めた「安野光雅の世界展」に先立ち、6日、南アルプス市小笠原の市立美術館でオープニングセレモニーがあった。会期は7日から12月3日まで。

 1926年、島根県津和野町生まれ。美術教師のかたわら、本の装丁などを手がけ、68年に文章のない絵本「ふしぎなえ」でデビューした。84年に国際アンデルセン賞を受賞するなど、海外でも高く評価される。展示作は初期の「おおきなもののすきなおうさま」から最新作「わたしの好きな子どものうた」まで。50代で描いた保育雑誌の表紙絵の脇に、90歳を前にキャプションを付けた作品も。

 作品を収蔵する津和野町立安野光雅美術館の大矢鞆音(ともね)館長(79)は「好きな作品を見つけ、どんな思いで描かれたか、じっくり見て欲しい」とあいさつした。

 午前9時半~午後5時(入館は4時半)。一般500円、大学・高校生300円、中学・小学生200円。問い合わせは市立美術館(055・282・6600)へ。(渡辺嘉三)