【動画】準天頂衛星みちびき4号打ち上げ成功 H2Aロケット36号機=吉田拓史、熊倉隆広撮影
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 GPS(全地球測位システム)の精度を高める準天頂衛星みちびき4号が10日午前7時1分、H2Aロケット36号機で鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、約28分後に予定の軌道に投入された。政府は高精度な位置情報を提供する「日本版GPS」の構築をめざしており、今回の打ち上げ成功で来年度から予定する24時間の本格運用に必要な4機体制が整う。

 みちびきは米国のGPSを補う信号を出す衛星。GPSと一体で利用すれば、山間部やビルの谷間で生じるスマートフォンなどの機器の位置情報のずれを抑え、専用の受信機を使えば、位置情報の誤差が数センチになるという。低速で畑を耕すトラクターの自動運転などの活用を国は想定している。

 今回打ち上げられた4号機は、日本のほぼ真上を1日8時間飛行する準天頂軌道の3機目。8月に打ち上げられた静止軌道の3号機とあわせた4機体制で24時間運用を担う計画。国は位置情報を安定して提供するため、2023年をめどに7機体制にする予定だ。

 みちびき2~4号機の開発・打…

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