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 今年度のインフルエンザワクチンの供給予定量は、昨年度の使用量から114万本(4%)減ると推計されている。厚生労働省は、医師が「2回接種が必要」と判断した場合を除き、13歳以上の人は「1回接種で」と呼びかけている。「1回」が徹底されれば不足せず、昨年と同程度の人数に接種できるという。

 厚労省によると、より予防効果が高いとされるウイルス株を使おうと国内メーカーがワクチンの生産を試みたがうまくいかず、昨年度と同じ株に戻した。このため製造開始が遅れ、今年度の製造量は2528万本の見通し。昨年度の使用量2642万本を下回る。

 厚労省は、13歳未満では2回接種を、13歳以上は1回を原則とする。2回接種していた全ての13歳以上が1回にすれば、使用量は約8%減ると推計。13歳以上は慢性の病気があるなど医師が判断した人以外は、1回でよいという。

 また、10月はワクチンの出荷量が昨年度より少ないが、例年流行のピークを迎える12月から翌年の2月には同程度の量を供給できる見込みという。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(福地慶太郎)