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 大阪府警は6日、特殊詐欺事件の被害者329人分の個人情報を誤って府に提供し、そのまま府のホームページに7日間にわたり掲載されたと発表した。掲載されたのは被害者の氏名、年齢、性別、職業、被害額、管轄の警察署、手口。府警は近く、被害者一人ひとりに謝罪する。流出情報の悪用は確認されていないという。

 府警特殊詐欺対策室は9月5日、特殊詐欺被害の統計データを府治安対策課にメールで送信。その際、2011年に府内で認知されたすべての特殊詐欺被害者の個人情報を誤って一緒に送っていた。被害者情報のデータを加工する作業中、担当者が個人情報を消し忘れていたという。

 府は十分確認しないまま、府のホームページに同28日から今月4日まで、統計データに交じって個人情報を掲載。その間に外部から10回ほどのアクセスがあり、個人情報流出に気づいた人が府に指摘した。

 府警特殊詐欺対策室の西範英室長は「深くおわび申し上げる」、府治安対策課の高井久晃(ひさてる)課長は「再発防止に取り組む」とのコメントを出した。(楢崎貴司)