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 国連のグテーレス事務総長は6日、「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のノーベル平和賞受賞決定を「祝福する」との声明を発表した。受賞は、再び核兵器が使われた場合の人道的、環境的な結末に焦点をあててきた市民社会の断固たる努力を認めたものだとした上で、「努力が核兵器禁止条約の採択に貢献した」とたたえた。

 また、グテーレス氏は、核兵器とすべての大量破壊兵器を廃絶するとのゴールを定めた1946年の最初の国連総会決議以来、核軍縮が国連にとっての目標だったと指摘。「核の不安が冷戦以降で最も深刻になっている」として、全加盟国に「核兵器のない世界」の実現に向けてさらなる関与を示すように求めた。(ニューヨーク=金成隆一