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 妻を包丁で切りつけ殺そうとしたとして、北海道警岩内署は7日、北海道岩内町高台、会社員西京也容疑者(25)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。妻の梨奈さん(28)は死亡が確認された。西容疑者は「妻と口論になり、かっとなって刺した」と容疑を認めているという。同署は容疑を殺人に切り替えて、詳しい経緯を調べる。

 署によると、西容疑者は7日未明、自宅アパートで梨奈さんの首などを包丁で刺し、殺害しようとした疑いがある。西容疑者は、梨奈さん、1歳の長女の三人暮らし。自宅には当時、長女がいたが、就寝中でけがはなかった。

 同日午前4時ごろ、西容疑者が「妻を刺した」と自ら署に電話で通報し発覚。駆けつけた署員を玄関で迎え、部屋まで案内した。

 梨奈さんは居間のソファにうつぶせで倒れ、首の周辺に複数箇所の刺し傷があった。西容疑者は当時、酒を飲んでいたといい、調べに「感情的になって殺すつもりで刺した」と供述しているという。

 現場は同町中心部にあり、町役場から西に約200メートルの住宅街。事件が起きたアパートには幼稚園が隣接し、園児たちは人形劇の観劇のため、この日も保護者に送られて来ていた。

 近所の男性(80)は「昨日昼ごろ、子ども抱いて乗用車に乗りこむ奥さんの姿を見た。夫妻とは話したことはないが、まさか近くで事件が起きるとは思わなかった」。別の男性(70)は「ふだんは静かな場所。事件が起きるなんてありえない」と驚いていた。(佐久間泰雄、今泉奏)