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 郷里にゆかりの著名人を紹介する南アルプス市小笠原の「市ふるさと人物室」で、「言論人・エコノミスト・政治家 石橋湛山×気骨」展が開かれている。パネルでの説明に加えて、母校甲府一高の生徒に宛てた手紙や愛用の腕時計、東洋経済新報時代の社論など約20点が展示されている。富士川町在住の作家江宮隆之さんの講演「十七歳の教え 若き日の石橋湛山」も7日にあった。

 江宮さんは講演で、1884年生まれの湛山には「3人の父親」がいた、と紹介した。実父の日蓮宗の僧侶・杉田日布は現在の富士川町の寺に赴任し、当初は甲府に残した妻子を、その後檀家の勧めで町内に移した。湛山は増穂小学校に通った。

 10歳の時に、現在の南アルプス市にある長遠寺の望月日謙に預けられ、甲府一高の前身の中学に通う。日謙は湛山の2度の落第にも「2、3回の失敗はつきもの」と学資を出し続けてくれたという。

 この落第のおかげで、校長に赴…

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