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 衆院選は10日に公示される。県内三つの小選挙区には、今のところ自民、希望、共産の3党から計9人が立候補する見込みだ。各立候補予定者は8日、決起集会や支持者へのあいさつ回りなどを慌ただしくこなした。投開票は22日に行われ、即日開票される。

●1区

 自民前職の冨樫博之氏(62)は8日、決起集会や支持者らへのあいさつ回りで秋田市内を回った。夜は推薦を決めた公明党の集会で協力を呼びかけた。9日は、公示に向けた打ち合わせやあいさつ回りの予定。

 希望新顔の松浦大悟氏(48)は、10日の立候補届け出に必要な書類の作成などに追われた。「事務作業で政治活動の時間がとれない」と言い、9日も街頭演説や集会などの予定はないという。

 共産新顔の斉藤大悟氏(38)は、秋田市西部や雄和地区を回り、20カ所以上で政権交代の必要性などを訴えた。9日は街頭での活動は行わず、選挙戦に向けた打ち合わせなどに充てる予定だ。

●2区

 自民前職の金田勝年氏(68)は、男鹿市と能代市で総決起集会を開いた。竹下亘・党総務会長が出席し、「自民に追い風は吹いていない」と危機感を示し、「金田さんに高い評価を願いたい」と説いた。

 希望新顔の緑川貴士氏(32)は、大館市の事務所で公示日や選挙期間中の活動を協議し、潟上市や五城目町で街頭演説に励んだ。住宅街や商店街を回り、政権交代の必要性や福祉政策の充実を唱えた。

 共産新顔の藤本友里氏(38)は、能代市で開催の「全国ねぎサミット」や「のしろ産業フェア」、八峰町などを訪れ、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法の廃止や改憲阻止を訴えた。

●3区

 自民前職の御法川信英氏(53)は午前中、地元の大仙市で開かれた2カ所の祭り行事に参加し、参加者らにあいさつ。午後は由利本荘市と湯沢市で開かれた、推薦を受ける公明党の時局講演会に出席した。

 希望前職の村岡敏英氏(57)は、朝から街頭演説を精力的にこなした。湯沢市から始め、大仙市、にかほ市と移動し、国会での活動実績などをアピール。夜は事務所に戻り、選挙戦に向けた会議に参加した。

 共産新顔の冨岡昭氏(67)は午前中、大仙市の旧中仙町や仙北市の角館を回り、支持者へのあいさつを重点的にこなした。午後は地元の大仙市大曲地域の4カ所で街頭演説し、通行人らに政策を訴えた。

 「18歳選挙権」導入後初の衆院選を前に、若者の投票率向上をめざそうと、秋田市の秋田大学手形キャンパスで7日、模擬選挙が行われた。30代までの約20人が一票の大切さを学んだ。

 秋田大国際資源学部3年の佐々木練平さん(21)らが企画した。候補者役の3人が「秋田の人口減少」をテーマに政策を公開討論。投票では実際の選挙で使われる投票箱を使った。

 参加した会社員の桜井翔さん(26)は「衆院選でも候補者の政策をしっかりと調べようと思う」。佐々木さんは「選挙や政治は敷居が高い印象があるが、気軽に話し合える場を作っていきたい」と話した。