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 笛吹市の県立博物館で7日、秋季企画展「甲府徳川家―六代将軍家宣(いえのぶ)を生んだ知られざる名門―」(朝日新聞甲府総局など後援)が始まった。江戸幕府の3代将軍家光の3男で、甲府藩主を務めた綱重と、その息子で後の6代将軍家宣となる綱豊の「甲府徳川家」と、その時代について紹介する。12月4日まで。

 見どころの一つは約3500冊の検地帳だ。甲府徳川家時代の1664(寛文4)~1704(宝永元)年に、年貢割り当ての基準になる土地の面積や等級を記録した。これだけの量が現存している例は全国的にも珍しいという。学芸員の中野賢治さんは「ひと目で、すごさを分かってもらえるように」と、すべてが視野に入る3段の展示ケースを特別にあつらえた。

 国の重要文化財「親指のマリア」も20日まで限定公開される。キリスト教が禁止されたこの時代、1708(宝永5)年に現在の鹿児島県に潜入したイタリア人宣教師が持ちこんだと伝わる聖母像。宣教師が江戸に送られ尋問された歴史が解説されている。

 中野さんは「甲府徳川家は将軍…

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