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 神戸製鋼所がアルミニウム製品の強度などを偽装して出荷していた問題で、主要顧客である自動車メーカーが9日、問題のアルミ製品を自社で使っていたと相次いで明らかにした。安全性への影響を確認中という。

 日産自動車とマツダは自動車に、スバルは自動車と航空機で使っていた。日産はボンネットとドアで使われていることを確認。ほか2社も具体的な車種やどの部分に使われていたか確認を急いでおり、「製品を使っているお客様の安全を最優先に対応していく」(スバル広報部)などと説明している。

 9日夜の時点で、強度不足による不具合は確認されていない。ただ、今後の調査で安全基準を満たしていない点が見つかれば、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ることになる。

 神戸製鋼は8日、アルミ製品などで強度偽装があったと発表したが、納入先は公表していない。8日にはトヨタ自動車が自社の自動車に採用していたと明らかにしている。(木村聡史)