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 将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(15)が9日、東京都渋谷区の将棋会館で第3期叡王戦(ドワンゴ主催)の段位別予選・四段戦に臨み、佐々木大地四段(22)、杉本和陽(かずお)四段(26)に連勝して本戦入りを決めた。本戦で3勝すれば、タイトル獲得をかけた七番勝負に進出する。

 藤井四段は午後2時から、9月に別の棋戦で敗れている佐々木四段と対戦した。一時敗勢に追い込まれたが、一瞬の隙を見逃さず、逆転勝ちした。午後7時からの対局では、速攻を仕掛けた藤井四段が勝った。終局後、藤井四段は「(1局目は)最後、はっきり負けだった。幸運にもここまで勝ち上がることができた。一つでも上に行けるよう、一局一局全力で指したい」と話した。

 叡王戦は今年新設されたタイトル戦。本戦には16人が出場し、決勝に勝ち進んだ2人でタイトルを争う。藤井四段の公式戦の通算成績は45勝6敗となった。(村瀬信也