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 北杜市高根町東井出の川子石公園で11日、市内の農業水利施設「村山六ケ村堰(せぎ)疏水(そすい)」が昨年11月に「世界かんがい施設遺産」に登録されたことを記念した碑の除幕式があり、関係者ら約60人が参加した。

 1千年の歴史があるといわれる疏水は、湧き水を使った水利施設で、急傾斜地での階段水路などの工夫や長期にわたる運営管理が評価され登録された。現在は農業用水だけでなく、生活用水や小水力発電にも利用されている。

 疏水を保全、管理してきた村山六ケ村堰土地改良区の正式組合員は約500人。大塚勝雄理事長(75)は「先人に感謝すると同時に、これからも守っていきたい」と話した。

 近くで開かれた式典で渡辺英子市長は「1千年守ってきたことが、北杜市の宝になっている。後世に伝えるよう改良区の人と共に努力していきたい」とあいさつした。