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 衆院京都1区に立候補した共産党国対委員長、穀田恵二氏(70)の地元事務所に11日、自由党の小沢一郎代表(75)が激励に訪れた。穀田氏によると、主要政党の党首クラスが国政選挙で共産候補を直接激励するのは極めて異例という。

 「どうもどうも」。小沢氏は午後3時すぎ、京都市中京区の事務所に着くと、「頑張ってください」と共産党員らと握手。出迎えた穀田氏に「ここで勝って、なんとしても自民党を過半数割れに追い込まにゃいかん」と励ました。

 小沢氏と穀田氏は共に岩手県の旧水沢市(現奥州市)で育った同郷人。野党共闘を通じて関係を深め、昨年暮れにはJR京都駅前でそろって演説した。かつて自民党幹事長や民主党代表を務めて「剛腕」「壊し屋」の異名で呼ばれたが、7月に京都市であった穀田氏の国対委員長在任20年記念パーティーでは、「共産党も変わろうとしている」「穀田先生は政治家として人間として信頼を受けている」とあいさつした。

 野党4党の共闘は民進党の希望の党への合流で頓挫したが、取材に応じた小沢氏は、野党共闘の窓口役を務めた穀田氏をたたえ、「岩手県知事選や参院選など、岩手では共産党にお世話になった。友情を感じる」。穀田氏は「小沢さんは野党共闘で一緒にやってきた盟友。有権者へのメッセージになればいい」と話した。

 小沢氏はこの日、京都5区に無所属で出た自由党籍の候補者の応援で京都府内を訪れていた。小沢氏自身は岩手3区に無所属で立候補している。(足立耕作)

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